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2 人口
95年の国勢調査時の人口は上屋久町6,932人、屋久町6,662人、計1万3,594人だった。最も人口の多かった60年に比べて島全体で43.4%減少した計算である(図表3)。この間の減少率は上屋久町の48.1%に対し、屋久町は37.4%で、上屋久町の減少幅が大きい。これは、当時、地域の重要な産業だった林業が衰退し、関係者が島を去ったためである。
ただ、95年国勢調査時の人口を90年と比較すると、減少率は上屋久町3.4%、屋久町0.3%で、90年国勢調査時の減少率(上屋久町10.8%、屋久町4.8%)を大幅に下回っている。住民基本台帳人口で見ると、世界遺産に登録された翌年の94年には、両町の人口はともにわずかに増加している。

図表3 屋久島の人口の推移

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3 土地利用
屋久島の地形は、急峻な山岳型離島のため、可住地率が5.3%と少ない。これは、島の集落形成や生活をかなり制約している。島全体の90.7%は森林で、このうち79%は国有林である。近年は、果樹園の拡張や、別荘の建設によって農地や居住地が標高の高い場所にも広がっている。

 

4 交通
本土と屋久島を結ぶ交通手段は、空路と航路がある。空の便としては、鹿児島空港との間を日本エアコミューターの64人乗りのYS11が1日4往復する。所要時間

 

 

 

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